ブログの更新が滞ってしまい、失礼いたしました。私と娘が風邪のためにダウンし、娘は先週、学校を1週間お休み。しかも私は気管支炎にまでなってしまい、本当に参りました。我が家の女性陣は何とか回復しましたが、一昨日から主人が喉を痛がり始めています。息子だけでもウィルスに負けずにいてくれるといいのですが、どうなることやら。
今回の風邪の時もそうですが、我が家ではここ数年、Doctolib(ドクトリブ)というサイト経由でお医者さんとの予約を取っています。Doctolibは2013年にパリで設立されたスタートアップの会社で、お医者の検索&予約が実に簡単に行えるサイトを運営しています。このサイトに登録したい医師は月々109ユーロを支払わなければなりませんが、利用者(患者)側にとっては無料です。
予約確認のメッセージはもちろん、キャンセル待ちの連絡を受けることも可能です。なるべく早くお医者さんとアポを取りたい患者さんにとっても、ドタキャンが出て困っていた開業医にとっても、非常に便利なシステムです。
フィガロ紙によると、今現在、Dictolibには約7万人の医療のプロが登録し、サイト訪問者は月に3000万人にも上るとのこと。本年度からオンライン診療にも乗り出したようで、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。
黄色いベスト運動に影響もあり、最近のフランスには暗いニュースばかりです。経済指標も芳しくなく、フランスの購買担当者景気指数(PMI)は、昨年12月より業況感の分岐点である50を下回っています。先月は47.9と、2014年11月以来の低水準となりました。
Doctolibのような元気のいいスタートアップの会社がもっと沢山出て、経済が活性化してくれるといいですね。