私は独立系金融投資アドバイザーとして仕事をしておりますが、独立していても孤立はしないようにする為に、フランス人の同業者グループに加わり、月一で研修やミーティングで集まっています。場所は毎回、違う金融機関の会議室をお借りして、会合の後は会場を貸してくれた会社の宣伝タイムとなります。

先週もそういった会議があり、会場を提供してくれた会社のファンドの説明を聞きました。現在のマーケットや顧客のニーズにぴったりのファンドで、「ふむふむ」と書類をめくっていくと、最後のページに「ご質問がありましたら、私たちにお尋ねください」と担当者の名前と写真が並んでいます。それを見て私は思わず「えっ!」と叫びそうになってしまいました。なんとママ友の旦那様が写っているではありませんか!

彼女のご主人が金融業界にいることは聞いていましたが、同じ業界勤めの人など山ほどいますし、まさかこんな少人数のミーティングで関わることになるとは想像だにしませんでした。

思わぬところで身近な人と繋がっていることが分かり、心底驚きましたよ~。あちらも、通常フランス人しかいない金融投資アドバイザーの会議に日本人の私が紛れ込んでいることを知り、さぞかしびっくりしたことでしょう。

世間は広いようで狭いですね。どこでどう巡り会うか分からないので、日頃からきちんとしていないといけないなと改めて思いました。