フランスのビジネス週刊誌 « Challenges »で面白い特集が組まれていました。IMF統計に基づく名目ベースのGDPランキングでは世界7位のフランスですが、頑張っている分野も沢山あります。特集記事の中では、人口、国債の格付け、防衛費、食料自給率、幸福度、など約30種類にわたるカテゴリーの国別ランキングが示されており、読み終わった後は「フランス人はいつも文句を言っているけど、決して悪くはないな」という気分になりました。
下記、その記事に掲載されていた、普段はあまり目にすることのないランキングをいくつかご紹介します。
ノーベル賞の数
1位 : 米国、2位 : 英国 、3位 : ドイツ、4位 : フランス 、5位 : ロシア ; 6位 : 日本
ユニコーン企業(評価額が10億ドルを超える未上場のスタートアップ企業)の数
1位 : 米国、2位 : 中国 、3位 : 英国、4位 : ドイツ 、5位 : フランス ; 6位 : カナダ
5歳未満の子供の死亡率(低い順)
1位 : 日本、2位 : 韓国とイタリア、4位 : ドイツ 、フランス、英国、オーストラリア
物事を違う角度から眺めると、今まで気が付かなかった新たな魅力が見えてくるものですね。「フランスはGDPランキングで7位にまで落ちてしまった」とか「日本は間もなくドイツに抜かされてGDPで4位に転落しそうだ」などというニュースを目にすると少々がっかりしてしまいますが、こうして色々なデータを見た後は「フランスも日本も、やっぱりすごい!」と改めて感心し、嬉しくなりました!