4月14日から今日まで、子供達の学校の春休みでした。コラムメルマガを仕上げた後、我が家はリヨンへの小旅行を楽しんできました。お天気にも恵まれ、何時間も街を歩き回り、いい気分転換になりましたよ~。

今年1月に享年91歳で他界した仏料理の巨匠ポール・ボキューズ氏は、リヨンに高級レストランだけでなく、気軽なブラッスリーも数多く出店していました。子供メニューも充実なので、リヨンに旅行する度に立ち寄っています。

ボキューズ氏のブラッスリーの一つである« L’EST »でランチをした後に、テット・ドール公園でお散歩する、というのが我が家のお決まりのパターンです。

そして今回のリヨン滞在では、コンフリュアンス博物館にも行ってきました。外観はこんな感じ。

ディノザウルスの骨格標本も二つあり、子供たちも大満足!

(写真はどちらもオフィシャル・サイトより拝借)

コンフリュアンス博物館は、パリの自然史博物館をもっと小規模にして、アートの要素を深く取り入れたような内容となっています。人類の進化における様々なステージを、それぞれ3分半ずつの短いアニメーションで説明しているスクリーンがあちこちにあったのですが、これがまた非常によくできていて感動しました。テンポの良さといい、スタイリッシュ感といい、博物館にありがちな『ちょっと退屈な説明』とは一線を画す出来映えなのです。息子も私も吸い込まれるように見入ってしまいましたよ。

前回のブログでお話ししたように、SNCF(仏国鉄)のストのため、今回の旅行のチケットの手配はちょっと大変でした。1カ月前に予約した時は、春休み最後の週末のTGVの予約が全く受け付けてもらえない状況だったため、行きはTGV、帰りはエール・フランスでチケットを取っていました。それが出発の1週間くらい前にポツポツとTGVの運行が決まり始めたので、エール・フランスの予約をキャンセルし、TGVで帰ることになったという訳です、ストのせいで余計な手間とお金がかかりましたが、楽しい旅行ができたので『終わりよければ、全てよし』でした!