通常ですと、毎年1月から2月前半にかけて、『本年度のマーケット展望』と題したアセット・マネージメント会社によるコンフェランスが毎日のように開催されます。この会合は私のような独立系金融投資アドバイザーを対象としており、ホテルなど大きな会場でプレゼンを聞いた後は、ランチ・ビュッフェで同業者と交流、という流れが毎年のお決まりのパターンだったのですが、今年はもちろんすべてオンラインでの開催です。
実際に会場に行くのは時間もかかりますし、私のようなワーキング・マザーにとって、全ての会合に参加するのはそれこそ絶対に無理です。それがオンラインだと、これまでの倍近くの会合に気軽にアクセスできるので、とても助かっています。気になるファンドがあった場合は、そのアセット・マネージメント会社の担当者と別途アポイントを取り、これまたオンラインで直接質問しています。
コロナ禍でオンライン化が加速したため、この時期に集められる情報量がぐっと増え、そのことが当社経由で投資されているお客様へのより良いアドバイスに繋がっていくを感じています。来年の今頃はコロナ禍が終わり、また実際に人々が集まる会合が行われることになるでしょう。でも今後は現地に集合できない人のために、オンライン参加も同時に受け付けてくれるようになるといいなと期待しています。