昨年秋から下の子が中学生になり、外出しやすくなったので、アセット・マネージメント会社の会合や、同業者の勉強会になるべく参加するように心がけています。

コロナ禍を機にWeb会議が一気に浸透し、その後しばらくの間、「会議は直接出向くよりも、Webの方が楽ちん」と思う時期がありましたが、やはり直接会うと親しみが沸くものだな、と実感しています。

Web会議で何度も話している人も、直接会う方がずっと嬉しそうでイキイキとした表情になるんですよね。コロナ前のようにビズ(頬と頬を合わせて「チュッ」と口で音を出す挨拶)をする人は少なくなりましたが、それでも相変わらず仕事関係でも仲がいい人とはビズします。

実際に会った後に仕事の連絡でメールをする時には、「この間は会えて嬉しかったよ」という一言が入っていることが多いですが、その文面を私が書く時も、相手からもらう時も、お互い本当に嬉しかったと思っていることが両者に伝わっている気がします。コロナ禍の前はあまり気にしなかった『人と直接会うことの素晴らしさ』を今ははっきり意識しています。些細なことですが、この『アフターコロナのちょっとしたポジティブな感覚』をこれからも大切にしたいなと思っています。